2011年3月11日、10年前のあの日、日本は未曾有の大災害に見舞われた。かけがいのない人の命、かけがえのない日々の暮らしを津波は容赦なく奪っていった。
今も、行方不明の方を探されている方、暮らしの再建が思うようにいかない方、どうか少しでも光が見えるようにと祈っている。
目黒ユネスコ協会は震災直後はもちろん、継続して被災地支援を行ってきた。2011年夏の気仙沼訪問。世界からの応援メッセージを高校生が中心となって届けた。2012年には気仙沼での理数教室の開催。心の支援を行うための絵本の寄付。東北キャンプ支援。その後は、伝統文化継承活動として、毎年気仙沼の鹿(しし)踊りを招致して、目黒SUN祭りでの披露を実施してきた。それは、故相良前会長の「私たちは忘れない。」という強い決意の下、宮下現会長のご尽力、また受け入れを調整してくださった被災地の方々、そして多くのご支援者、協会会員、そして若い青年会員によって続けられてきた。そして今回、コロナ禍の中でも何かできないかと、YouTubeでのメッセージ配信が行われる。10年という長い年月の中で、ボランティアメンバーにも入れ替わりがあり、私自身も運営に主体的に関われていないが、被災地に笑顔の花が咲きますようにとずっと願っている。
災害はいつ起きてもおかしくない。私たちにできることの一つに、忘れないということがあるだろう。気仙沼に伝承館という災害を伝える施設ができたそうだ。いつか訪れてみてはいかがだろうか。     

会員 伊藤 舞


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