2020年12月20日(日)14:00~16:00 東山社会教育館
主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
参加:小学生 20名
講師:藤原 亜美 先生 助手:ボランティア数名
今回のテーマは「重心を見つける」と「CDこま作り」で、対象は区内の小学1年生から6年生まで、日曜日の午後のひと時を遊びながら理科の勉強を楽しみました。
参加した小学生は5つの班に分かれて作業台のテーブルを囲みました。まず重心の説明ではバットのような非対称なものの重心の位置は中央ではないことを確認し、その後各自にいろいろな形が書かれた画用紙が渡され、その形を切り出してどこが重心になるのかを調べました。切り取った様々の形の2か所に糸を付けて糸の端を壁や柱に吊るして垂直に垂れた糸の延長線上を鉛筆で書いてその交わったところが重心だということを先生から教わりました。しかし糸が軽いこともあって書いた線がずれていたりまっすぐにならなかったりして、なかなかうまく重心が見つけられずに終わった班が多かったです。
続いて「CDこま」作りです。不要になったCDにそれぞれ思い思いの色鮮やかな千代紙を貼ったり白紙に色付けしたりしてCDに貼ります。初めに先生が作った赤と青や黄と青に塗分けた紙を貼ったCDを回すとどんな色が見えるかという実験をして赤と青なら紫色に黄と青ならば緑色が見えることが分かりました。多くの子どもたちは予想される色をすぐに言い当てられ、さらには三原色は書いた色と光の色とでは違うことを知っている子もいて、最近の子どもたちの知識の豊かさに感心させられました。
続いては自分たちでCDこまを作りました。材料はCD、ビー玉、ゴムの指サックです。最後は作ったCDこまを回して回っている時間を競う競争で盛り上がり解散しました。CDこまをご家庭で試してみてはいかがですか。
会員 倉田 茂
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