🔶 2019年3月、コロナでクラスが閉級された後、学習者の要望でリモートクラスがスタートしました。パソコンの操作、ZOOMの使い方、すべて不慣れなうえ対面の時と同様に学習者に日本語をうまく教えられるかどうか、毎回必死の思いでした。それから2年を経て、事前に作った資料を送付し、共有画面やテキスト、絵カード、文字カードと新旧使い分けながらリモートクラスに学習者も私自身も慣れてきました。日本語を話す、聞く、読むは問題ありませんが、リモートでは書くことはなかなかできません。学習者は画面の向こうでテキストやコピーした資料などに書き込んでいる姿が見えますが、チェックする時間がありません。でもリモートのメリットもあります。今のクラスはインドネシアから2名、ハワイから1名、東京から3名、日本の朝10:00に顔を合わせることができます。9月から全対面クラスになる予定ですがリモートの利点も残しつつ日本語のクラスを続けていければとおもいます。
オンラインレッスン担当スタッフ 堀田 智美子
🔶 目黒ユネスコ日本語教室でも、少しずつ対面教室授が再開しています。受講者の人数をしぼり、教室へ入る際の検温、消毒、換気など、さまざまなルールを設けながら、場所を提供してくださっている緑ヶ丘文化会館の方々のお力添えでなんと実現できている対面教室の運営です。 オンライン授業もどこからでも参加できる利点や、移動のロスがない点など、たくさんのメリットが見つかっていますが、やはり、特に初学者の場合は、対面授業の方が学習者の理解の程度も伝わりやすく、それぞれの受講者へフォローがしやすいなと感じます。 「緊張されているのかな」「今日はとても楽しく取り組めていそう」といった空気感が伝わりやすいのも対面教室ならではです。
さまざまな制限がある中での対面授業再開ですが、対面でもオンラインでも、もっとたくさんのかたが安心して日本語教室に参加できる日が早くやってくることを心から願っています。
対面教室担当スタッフ Cyris 瑞恵
コロナウイルス感染が広がって以降、日本語教室ボランティアスタッフは、オンラインレッスンの開始、対面教室では感染予防・感染拡大防止対策などなど、様々な努力を続けております。スタッフの皆さんのご協力を頂けることに感謝をし、楽しく&気持ちよく参加してもらえる日本語教室を目指して進めていきたいと思っております。
日本語教育事業担当 加藤 光
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