主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2022年9月2日~12月16日 10時~12時 毎金曜15回 参加20名 中目黒スクエア内
講師:関恵美子氏・宿谷和子氏 (にほんごの会企業組合)
本講座は募集定員15名をはるかに超える大勢の応募をいただき、教育委員会に追加の会場確保をお願いし定員を20名に増やして、まだまだ暑さの残る9月2日から始まった。
目黒ユネスコ日本語教室で使用しているテキスト「みんなの日本語初級Ⅰ」に沿って、文法項目の教え方のポイントをご教授いただく講義を11回受けた。その後、受講者が支援ボランティアと日本語学習者役になり実習を行った。受講者の年齢層は若く、インターネットから取り入れた絵カードや資料を作成したり、小物ご持参でそれぞれに工夫を凝らしての楽しい実習となった。近年では、日常会話を中心に日本語教育支援を行うのが主流になってきているようだが、ボランティアが文法的なポイントを把握していることは、学習支援に当たり大きなメリットになると思う。最終回には、コロナ禍で多用されているon-lineレッスンについての講義を受けた。
受講者は最終回までの15回に熱心に出席され、今後もボランティア活動を続けたいとのご意向を示されていて、ボランティア活動に対しての関心の高さを感じている。これからも、地域での日本語教育支援活動にご活躍頂けることへの期待が膨らむ。
最後に、にほんごの会企業組合の講師の先生方、受講者の増員を可能にしてくださった教育委員会そして感染予防対策にご協力を頂き窓の開放や備品の消毒に協力をしてくださった受講者、皆様のお力添えがあってこそ無事に終了できたことに感謝しております。有難うございました。
日本語教育委員会 加藤 光子
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