11月30日、各地で伝承されてきた盆踊りや念仏踊りなど、お囃子に合わせて踊る日本の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)*」を無形文化遺産に登録することが発表された。
 今回登録が決まったのは、24都府県の計41件でいずれも国の重要無形民俗文化財。09年に登録された「チャッキラコ」に加える形となり、日本の登録数は22件で変わらず。
東京都からは、①小河内の鹿島踊・②新島の大踊・③下平井の鳳凰の舞 (文化遺産オンラインより)(写真左から①~③)が選ばれた。なお無形文化遺産には、これまでに歌舞伎やアイヌ古式舞踊、組踊、和食、和紙などが登録されている。

広報委員会 遠藤 裕子

*風流踊とは盆踊や太鼓踊など各地の歴史や風土に応じてさまざまな形で伝承されてきた民俗芸能。
地域の人々が世代を超えて参加し、死者の供養や豊作、雨乞いなどの祈りを込めて踊るもの。(文化庁)


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