目黒ユネスコ協会 会長 爲季 繁
新年あけましておめでとうございます。みなさま、おそろいで良いお年を迎えられたことと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年2月、予想もしなかったロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりました。ウクライナの反攻もあり、戦いは今も続き、収束の兆しは見えず、大変悲しいことです。 両国が停戦し、なんとか早期に話合いをして和平が実現することを心から願っております。
目黒ユネスコ協会は、ユネスコ精神に基づき、世界平和の実現に寄与することを目的とする団体です。このような事態に直面し、我々に何ができるか考え活動してきました。戦火を逃れて近隣国へ避難したウクライナの人たちの救援のため、青年部が、ユネスコスクールである五本木小学校の児童たちと協力して中目黒駅前での街頭募金を行いました。また、会員の皆様からのご寄付を募り、これら浄財を合わせて、ポーランドにある避難民受入施設に寄付しました。みなさま、ご協力ありがとうございました。今後も可能な範囲でこれらの人々への救援活動を行っていきたいと考えております。
また、新型コロナ感染症の広がりは、その後も衰えることなく続いていますが、発生から3年がたち、病気の性格も次第に明らかになってきました。ワクチン接種や、マスク着用などの対策により、かなり効果的に予防できることが分かってきました。このため、令和4年度には、5月の総会開催や、外国語講座、日本語教室、文化講座など対面で実施することが出来ました。
今年は予防対策を講じながら、できる限り積極的に協会活動を進めて行けたらと期待しております。
令和5年の年頭にあたり、会員・役員のみなさまのご指導・ご協力を頂きながら、一つ一つ課題を乗り越えて、明るく、そして楽しく活動ができるより良い年になることを祈念して、新年のごあいさつと致します。
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