目黒ユネスコ日本語教室は、目黒区教育委員会に共催を頂き地域に住む外国人の為の教室として目黒の地で活動を続けています。
基本方針としては、テキストを使って文法項目の学習も大切にしながら、日常に必要な会話が理解できるようになる事を目指して、クラス形式で学習をしています。とはいえ、学習者には大学入試や仕事のために高度な日本語能力習得を求める人は少なく、愉しく和やかに交流し、お互いを理解することも一つの目標或いは楽しみとして参加しています。
コロナ禍でon-lineレッスンが続いていましたが、昨年9月からは、めぐろ学校サポートセンターで対面教室として再開しました。2023年4月から始まった春期教室には、全13クラスに延91名のフレンドシップメンバー(FM)が参加し、大きなトラブルもなく7月8日無事に終了することができました。対面教室では学習者もボランティアスタ
ッフも、クラスメイトと会って一緒に勉強できる楽しさを改めて感じています。コロナ禍以降活用してきたon-lineレッスンも一部のクラスで継続して実施しており、on-lineの良さも同時に活用しています。
まだまだコロナ感染症の心配が消えない中、学習者とボランティアスタッフの皆様が感染予防対策に心を配り協力をして頂き、お陰様でこれまで大きな問題もなく教室を運営できていることに感謝いたしております。これからも、楽しく学べる日本語教室としてスタッフ一同協力して運営していきたいと思っております。
日本語教育事業担当 加藤 光子
付記:2023年春期参加FM出身地域;アジア60名、アフリカ1名、ヨーロッパ19名、南北アメリカ8名、オセアニア3名 延91名(内4名は2クラス受講) ボランティア数;36名
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