日時:2024年8月6日(火)9:00~ 
主催:目黒区 会場:区民センター

8月上旬にしては比較的涼しい朝、「令和6年度 平和祈念のつどい」の式典が始まった。戦没者を慰霊し、平和への祈念を込めて黙とうが捧げられ、会場の一人一人が献花台に菊花を手向けた。目黒区長は挨拶で、「目黒区民28万人のうち25万3千人が戦後に生まれている。戦争の記憶が薄れつつある中で、終戦からずっと『核兵器の恐ろしさ』『平和の尊さ』を脈々と伝え続けてきた。これから先も、できるだけ多くの若者たちにしっかりとバトンを繋いでいくことが大人の重要な責務である」と話された。
今年も平和を再確認するための事業の一環として、目黒区から23名の小・中学生が広島市の平和式典へと出発した。目黒区の小・中学校では、先生方のご指導の下、「平和祈念標語」が作られ5,034点もの作品が集まったそうだ。
「一人一人の優しさが平和の道へのカギになる」
「守りたい みんなの命とその笑顔」
「核を捨て みんなで育てる平和の木」
「命は一人にたった一つだけ 誰かに使われていい生命なんて一つもない」他
一つ一つの標語が胸を打つ。子供たちが真剣に平和と向き合う姿が切なくもあるが、希望を感じさせてくれる。令和5年度に広島へ派遣された小・中学生の体験レポートでは、原子爆弾の投下によって20万人の人が亡くなり、今なお苦しんでいる方々を目の当たりにした衝撃の大きさが異口同音に語られていた。生きる人々にとって何が大切なのか。この子供たちが感じ取ったことは、やがて将来、次の世代へ『戦争の悲惨さ』『平和の尊さ』を考える種まきとなるに違いない。

広報 白岩 葉子


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