令和7年・2025年、新年あけましておめでとうございます。みなさまおそろいでお健やかに新年を迎えられたことと存じます。新しい年がみなさまにとって、より良い年となりますようお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
目黒ユネスコ協会は、昨年、創立70周年を迎え、10月13日に会員みなさまはじめ、関係機関の方々をお迎えして、ささやかながら記念コンサートや、記念式典を開催致しました。皆様のご支援ご協力によりまして無事・成功裡に挙行することが出来ました。
一区切りの70年が過ぎ、今日から71年に向かって新たな第一歩を踏み出すのかと考えますと、この新年はひときわ感慨深いものに思えます。
今日世界では、ウクライナ戦争がまもなく 3年を迎えます。さらにパレスチナのガザ地区をめぐる紛争はいまだ収束に至っておりません。誠に悲しく残念なことであり、一日も早い停戦と和平の回復を願わずにはいられません。パレスチナ過激派を支援してきたレバノンの過激派ヒズボラとイスラエルの間で一時的に停戦が成立していますが、これで収まるものなのか。また、隣国のシリアで反政府勢力が実権を握り、アサド大統領がロシアに亡命するなど、中東における情勢を不安視する声もあります。その他、欧米やアジアの諸国でも社会状況の変化の兆しが見られます。
世界平和への貢献を目指す目黒ユネスコ協会としては、ユネスコ憲章前文の「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心に平和のとりでを築かなければならない」の言葉が、本当に大事であると実感としてかみしめています。
みなさま、今年もこの言葉を胸に、当協会の目的に賛同された新入会員もお迎えして、みんなで協会の目的である世界平和への貢献と地域文化の発展に向かって、従来からの継続活動に加え、現在にマッチした新たな活動にも積極的に取り組んで行こうではありませんか。
令和7年の年頭にあたり、本年が、会員・役員のみなさまとともに、明るく、そして楽しく活動ができる良い年になりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつと致します。
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