いちばん強く心に残ったのは、力士たちがぶつかるその一瞬です。ドン!という大きな音がして、本当にびっくりしました。人と人がぶつかるだけで、あんなに大きなエネルギーが生まれるとは思ってもいませんでした。
師匠は静かに横に座っていて、ときどき短くコメントをしていました。意味は分かりませんでしたが、とても厳しい感じが伝わってきました。あとで知ったのですが、その方は武蔵川光偉さんで、第67代横綱だそうです。すばらしい人で、たしかに他の人よりも体が一回り大きかったです。
私は一番強い力士とふざけて少し勝負してみました。彼の手はとても広くて分厚く、まるで自分がぬいぐるみになったような気がしました。
おもしろいことに、武蔵川さんはアメリカ出身でした。ちゃんこ鍋を食べるときにいっしょに話したときは、まるでアメリカ人のようにユーモアがあって明るく、とてもリラックスした雰囲気でした。稽古のときとはまったく違っていました。
それから、ひとつおもしろいことを知りました。力士たちが腰に巻いているまわしは、洗ってはいけないそうです。洗うと運が逃げてしまうからで、2〜3か月したら新しいものに替えるだけだそうです。
相撲は日本の伝統文化から生まれたけれど、今では現代のスポーツとして進化していることがよく分かりました。
今度は本物の相撲の試合を見に行って、勇気ある力士たちを応援したいと思います。

(朝コースDクラス) Ding Yushi(中国)

先日、目黒ユネスコで、武蔵川部屋へ行きました。武蔵川さんは67代目の横綱で武蔵川部屋の親方です。武蔵川さんはハワイからですが、日本語がひじょうに上手です。力士たちはスパークリングの前にいろいろな練習(ランジ、カーフレイズ、メディシンボール投げなど)をしました。そのあとで、土俵をはいて、水をやって、塩まきをしました。力士たちがぶつかりあったとき、ひじょうに大きな音がでました。手や足には医療用テープがたくさんまかれていていました。相撲はからだにひじょうに大変です。力士は試合が終わったとき、親方にむかって礼をしました。そして、親方は力士に助言をあたえました。
練習がおわったとき、力士たちはストレッチをしてもう一度土俵をはきました。
練習中、何人かの力士が台所で料理を作っていました。外で力士たちはからだを洗って、着物にきがえました。力士たちはわたしたちに食事のサービスをして、質問に答えてくれました。武蔵川さんと力士たちはやさしくて親切でした。    

(朝コースDクラス)Phyllis Aureen Macatangay(アメリカ)


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