主催:目黒区教育委員会 主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2026年1月25日(日)14:00~15:30 中目黒GTプラザホール 参加:72 名
講師:大塚裕一氏 平山郁夫シルクロード美術館学芸室長
平山郁夫画伯が逝かれて十数年経ちましたが、この講座に興味を持たれた方が多く参加され、「とても分かりやすくて、良い学びでした」等の感想を多くいただきました。
講師の大塚氏は、平山郁夫画伯がご存命中に学芸員の仕事を依頼され、現在は専門の古代仏教美術と平山郁夫作品を横断しながら研究されている学芸室長です。京都の佛教大学仏教文化専攻修士課程を修了されています。
平山画伯は東京美術大学(東京藝術大学)出身で、ユネスコとのかかわりは1962年32歳の時に第一回ユネスコ・フェローシップで6か月間の欧州留学をされました。そして国際的な「文化財保護活動」に尽力され、1988年に「ユネスコ親善大使」に任命されました。
平山画伯は広島県出口島出身で、1945年
8月6日に15歳で被爆、この体験が「平和への願い」を植えつけられたそうです。東京美術大学で前田青邨氏に師事、その後、同級生の美知子夫人と結婚、29歳の時に被爆の後遺症によって肉体的・精神的に苦しみ、たまたま東京五輪の聖火リレーの記事から玄奘三蔵の通った道を思い出して《仏教伝来》を描き、仏教やヨーロッパ留学の影響での歴史画を描かれました。その後、数回シルクロードを訪れ、高田好胤氏との出会いもあり、「大唐西域壁画」等、多くの作品を描かれました。
北杜市の緑豊かな甲斐小泉駅前にある平山郁夫シルクロード美術館、平山作品のみならず、シルクロード関連の美術品も見ることができます。訪れてみてはいかがですか?
事務局長 宮城 典子
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