会報 SHORT-NEWS

2017年9月16日(土)17:00~19:00 歓迎交流会     目黒区総合庁舎1階食堂
2017年9月17日(日)10:30~11:00 目黒区民祭り(SUNまつり) 田道広場特設会場

≪歓迎交流会≫DATA-1.JPGのサムネイル画像

歓迎交流会では、SUNまつりで鹿踊を披露する月立小学校(3回目)のみなさんと、目黒区の小学生が交流する場となっています。今年も原町小学校の和太鼓クラブの児童が参加しました。
17時、司会の挨拶とともに歓迎交流会が始まりました。目黒区長や教育長や様々な方が参加してくださいDATA-2.jpgのサムネイル画像ました。それぞれの挨拶や紹介後、ナイヤガラのカレーと、インドネシア料理を、皆さんで堪能しました。交流を図るために両校の児童が混ざるような席にしたため、最初はあまり話しができない様子でしたが、ご飯を食べながら会話をしているうちに直ぐに仲良くなり笑顔の絶えない食事となりました。食後は交流会、まず「名前覚えゲーム」を行いました。月立小と原町小、目黒の青年が混ざって2チームに分かれ競い合い、大変盛り上がりました。名前を覚えたことによって、より交流を深めるきっかけとなり、原町小の児童の皆さんが用意した質問コーナーでは、会話も弾みとても賑やかな雰囲気となりました。
月立小の校長先生の挨拶の中で、今年楽しみにしていることの一つにSUNまつりで踊ることだと発表してくれた児童の話がありました。楽しみにしている児童と、交流会で楽しく過ごせたことで次の日の本番がもっと楽しみになってくれたらいいなと思いました。         

青年会員 三浦 萌

DATA-3.jpgのサムネイル画像≪SUN祭り≫

9月17日(日)めぐろのSUNまつり(目黒区民まつり)が目黒区民センター・田道広場公園を中心とした複数の会場にて開催されました。あいにくお天気には恵まれず、小雨が降る中での開催となりましたが、朝早くからたくさんの人々が集まり、賑わいを見せていました。田道広場公園内に設置された野外ステージでは、気仙沼市立月立小学校の5、6年生の8名の児童の皆さんが、宮城県指定無形民俗文化財に指定されている「鹿踊」を披露してくださいました。色鮮やかな衣装に、2~3メートルほどあろうかという長さのササラDATA-4.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像を背中に立てた姿は、ステージに移動する途中でも通りがかった人々の注目を集めていました。そして、太鼓を叩きながら歌い踊る、パワーあふれるステージを多くの人々が見守り、あたたかい拍手が送られました。
その後、昼食の時間を目黒ユネスコ協会の会員も一緒に過ごさせていただき、お互いに様々な話をする中で前日の歓迎会の時よりもさらに交流が深まりました。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。帰りのバスに乗り込んでからも別れを惜しむ光景が見られました。この出会いを大切に今後も末永く交流が続いていくようにと願ってやみません。       

青年会員 東野 優美

日本ユネスコ協会連盟 海外事業部主任 青山由仁子

DATA-5.jpg九州北部と朝鮮半島を結ぶ玄界灘は、大陸との交流の舞台であった。海に浮かぶ沖ノ島では、宗像の人びとによって、4~9世紀の約500年間にわたり、航海の安全を祈願した祭祀が行われていた。巨岩上や岩の陰といった祭祀の場から発見された約8万点の奉献品は、全てが国宝に指定されており、活発な対外交流の物証である。島そのものが信仰の対象とされ、厳格な禁忌や伝統によって、ほとんど人の手が加えられることなく守られてきた。

7世紀後半になると、沖ノ島と共通する祭祀が大島の中津宮(なかつみや)や、本土の辺津宮(へつみや)へと広がり、海によって結ばれる広大な空間で、宗像三女神を祀る宗像大社が成立した。宗像大社のほか、渡島できない沖ノ島を拝む拝殿である沖津宮遙拝所(おきつみやようはいしょ)、そして、信仰の伝統を築いた宗像の人びとを示す新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群も構成資産に含まれている。
宗像地域の人びとの中でも、特に漁業に従事する人びとの間で沖ノ島に対する信仰は篤く、豊漁や漁の安全が祈願されていた。数百隻の漁船による大船団によって、田(た)心(ごり)姫(ひめの)神(かみ)と湍(たぎ)津(つ)姫(ひめの)神(かみ)が迎えられる「みあれ祭」は、現代の信仰を象徴している。
世界遺産は、自国だけでなく、地球市民として遺産を保護し、継承していくための国際協力体制を構築することを目的としているが、その根底には、異文化理解を通じて平和な社会の実現を目指すUNESCOの理念が存在する。宗像・沖ノ島に代表されるように、厳しい自然環境に対して畏敬の念を抱き、自然と共生しながら生活を育んできた古来の日本人の姿は、まさに持続可能な社会の実現に向けて、重要なメッセージを国際社会へ発信しているのではないだろうか。


<沖ノ島の禁忌>
・「不言様(おいわずさま)」...沖ノ島で見たり、聞いたりしたものは一切口外してはならない
・「一木一草一石たりとも持ち出してはならない」
・「禊(みそぎ)」...沖ノ島への上陸は認められていない。上陸を許された場合や、神職であっても全裸になり、海中で穢れを祓わなければならない。
・その他...四本足の動物を食べてはならない。女人禁制・他。

主催:目黒区教育委員会       主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
2017年9月2日(土)14:00~15:30   会場:鷹番住区センター
講師:東工大サイエンステクノ    参加:小学生・保護者 20名

DATA-6.jpgのサムネイル画像夏休みを終え、日焼けした元気な子供達が会場に集まった。スクリーンには「偏光万華鏡をつくろう!」の文字が出迎えていた。
宮下副会長のユネスコの説明後、授業は東工大サイエンステクノのメンバーの指導で始められた。
 室内を暗くしたり明るくしたりしながら、スポットやプリズムを使い、クイズ形式で光の三原色の実験が進められた。「赤、青、緑の色が混ざると何色になるかな?」と問うと、皆元気に「白」と答える。かなりの知識に驚いた。暗い教室内では、プリズムや、CDを貼り付けた扇風機から反射された光が、美しい虹色となりスクリーンに映し出された。次に偏光板で壁を作った箱に、ボールを通すとどうなるかの実験。難なくボールは壁を通り抜けた。偏光板により光の方向を変える事で、美しい色や絵、壁さえ見えてくる事を学んだ。
いよいよ万華鏡作りに入る。用意された材料を順番に組み立てて行く。鏡3枚で三角柱を作り、筒に入れる。一端にセロテープの貼られた小さい円の偏光板を、別の一回り大きな筒には大きい円の偏光板を取り付ける。小さい筒と合わせ、化粧の千代紙を貼ると出来上がり。それぞれ天井の電灯に向け筒を回しながら覗く。「キラキラしたマーメードの青い海が見える!」と思わず声を挙げた女の子もいた。皆得意げに万華鏡を持ち帰って行った。

広報 篠田 啓子

DATA-7.jpgのサムネイル画像この度、長く続いているユネスコ語学教室の中で、初めてドイツ語を採り上げました。
イザベルゴイ先生(写真上)は、大手外国語学校でドイツ語講師をしています。若く明るく、親しみやすいお人柄です。異文化に興味があり、英国に2年、仏国に10年の後、台湾に移り語学学校で日本人のご主人と出会い結婚。3年前から日本で暮らしています。ご専門は服飾デザインで、柔らかい感性をお持ちですので、固いイメージのあるドイツ語を楽しいものにしてくれることでしょう。
また、フランス語を基礎から学びたいという声に応え(現在あるフランス語クラスは20年以上継続)、「はじめてのフランス語」を開講します。入門者、初心者の方、大歓迎です。

DATA-8.JPG伊藤クロード・アンヌ先生(写真下)は、現在、聖心インターナショナルスクールで教えていますが、語学学校やカルチャーセンターでも仏語講師経験が豊富です。フランスで日本語と日本文化を専攻し、日本語能力試験1級に合格しました。スピーチセラピストの資格も持っていますので、文法や発音が苦手な方に安心です。ゴイ先生同様、海外経験が長く、母国語以外に英語、ドイツ語、中国語も話されます。この機会にぜひ、受講を考えてみませんか?

研修委員会

 

「はじめてのフランス語」11/10開講(毎週金曜日) 10時~12時 青少年プラザ(中目黒スクエア)
「はじめてのドイツ語」 11/14開講(毎週火曜日) 10時~12時 緑が丘文化会館

2017年8月10日(木)~12日(土)国立中央青少年交流の家(御殿場) 参加:37名(10か国)

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この度、日本語教室に通う私の妻、Gwen Catley(米国)と共に「青少年夏のつどい2017」に参加致しました。思えば数十年前、私が大学生の時、いくつかの国際交流のイベントに参加し、また大学で国際理解講座を受講しました。それから社会人となり、このユネスコのイベントは大学卒業後、国際理解・国際交流をするにあたり、私にとって改めて多くの気づきを与えてくれました。
 3日間に亘ったプログラムは、日本人をはじめ、多数の外国人と共に時間を過ごしました。初日はお互いの自己紹介からはじまり、夕飯は飯盒炊爨で全員カレーを作って食べ、その夜には更にお互いを知る為に教室の壇上で1人ひとり自己紹介(簡単なプレゼン形式)を行いました。
翌日は、初日の自己紹介から更に相手を知る為に、偏愛マップを各々が紹介しました(自己紹介の応用編です)。これは自分自身が好きなことを1枚の紙に絵や言葉を描き、それをグループ内で発表するものです。

例えば旅行が好きな私は、行った場所や国・これから行ってみたい地域などを記載して紹介することで、相手に自分を知ってもらい、また多くの方々と共通点の発見や好奇心を持ってもらうことも目的でした。更には価値観をテーマとした深いディスカッションを行いました。世代により考え方が大きく異なる反面、私にとって学生時代と社会人とで価値観が大きく変わっていたことが大きな発見でした。
最終日は2日間のまとめです。各々が感じたこと・学んだことをグループ内で発表し合いました。
この3日間を通じて不思議な程、新鮮な気持ちとなりました。ユネスコのスタッフやボランティアの方々をはじめ、参加された小学生から大学生、大人まで、また多数の国籍の方々と幅広く交流出来ました。国際交流と国際理解の面白さ、並びに文化、習慣や言葉の壁を超えた貴重な時間を過ごしたことと最後が全員笑顔になっていたのが今でも忘れられません。

                  
伊藤 貴至(日本/一般参加)

2017年7月15日(土)・16日(日) 仙台国際センター327-2.JPGのサムネイル画像

1947年、世界最初のユネスコ協会を誕生させた宮城県仙台市で本年度の全国大会は、開催された。大会テーマは、「発祥の地 仙台から世界へーUNESCO憲章の精神を世界にー」。これまでの民間ユネスコ運動を振り返ると共に、次世代へユネスコ憲章の理念、平和の心を伝えていく事を確認する大きな意義を持つ大会で、国内外から1000名以上の参加者が集まった。目黒ユ協からも7名が参加した。
 開会式の後は、ノーベル平和賞を受賞したラジェンドラ・クマール・パチャウリ氏(写真上)の特別講演「気候変動に挑戦する知と勇気をもつ若者を育てよう」。科学的に明らかになった気候変動の現状を理解し、早急に解決に向けて行動することが地球社会の平和を実現するための唯一の方法だと強調した。その後は、仙台ユネスコ青年部作成のプログラムで目黒ユ協の青年部の姿も映し出された。次に、宮城、福島の高校生4名がそれぞれに課題意識をもって活動してきた実践報告があり、パネルディスカッションが行われた。一日目の最後は、「青年部による仙台宣言」で民間運動を引き継いでゆく決意が述べられた。
 大会二日目は、桑山紀彦氏による講演「地球のステージ」。大画面に映し出された映像と生演奏そして語りは、感動的であった。その後は、環境・防災・文化の実践者3名によるパネルディスカッションが行われ、ここでも未来に羽ばたく若い世代へのメッセージが織り込まれていた。そして、これからの活動を見据えた「民間ユネスコ運動70周年ビジョン」(下記参照)が発表された。最後にUNESCO平和芸術家二村英仁氏のヴァイオリン演奏が行われ大会は終了となった。今後の活動への示唆に富んだ有意義な二日間であった。

理事 久富美智子


民間ユネスコ運動70周年 ビジョンとミッションと重点目標327-3.JPGのサムネイル画像

国連は世界の混迷と様々な問題の解決を目指し、2015年9月に「2030アジェンダ 持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals (以下SDGs)」を採択した。SDGsは広い視野と未来志向を特徴とし、平和なくして持続可能な社会の実現はないという基本理念のもと17分野169の活動目標を掲げている。
このSDGsを踏まえて、日本ユネスコ協会連盟理事 名取亮介さんは民間ユネスコ運動70周年の10年間の運動方針ビジョンとミッションの背景を国連の動きに関連づけて説明された。
発表されたビジョン、ミッション、重点目標は下記の通り。

広報 石塚 英子

ビジョン [指針と展望]
Peace for Tomorrow 広げよう平和の心

ミッション [使命と責務]
1 平和な世界の構築
2 持続可能な社会の推進

重点目標
1 ユネスコ理念や活動の普及による平和な社会の実現
2 持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development略称ESD)の推進
3 草の根の学びの支援による「誰も置き去りにしない」社会造り
4 未来遺産・世界遺産の保全・普及、減災教育による生き生きした地域社会の構築
5 自然災害発生後の教育支援

2017年7月9日11:00~17:00 めぐろパーシモンホール

327-4.jpgのサムネイル画像今年も皆が楽しみにしているほたる祭りが沢山の地域の方々の協力により盛大に開催されました。ジュニアクラブコスモスもお祭りを盛り上げるべく大ホールのステージで活躍しました。5月からコスモスの練習に参加してくれていたトーゴ共和国出身の小さなお友達、ブライツ君とデビちゃん兄妹も一緒に出演してくれました。1曲目は七夕の歌、皆が願い事を書いた短冊を飾った大きな笹の枝を舞台に飾り華を添えました。2曲目はホタルこい。舞台の笹の枝に可愛いホタルが登場し会場を楽しませてくれました。3曲目から6曲目は汽車ポッポや七つの子などお馴染みの童謡を歌いました。トーゴの二人も覚えたての日本語で一生懸命歌い上げ、手話を交えた曲にも果敢に挑戦し、見事に披露してくれました。
言葉の通じない子供同士、練習の時も最初はお互いによそよそしく、周りのおとなは心配してみていましたが、お休み時間には一緒に遊び、最後は一緒に走り回ってすっかり打ち解けていました。ほたる祭りを皆で楽しみ盛り上げることができ、大満足の経験ができました。

コスモス保護者A,F

2017年8月6日9:30~      327-5a.JPGのサムネイル画像
目黒区民センターホール
打鐘:区民センター公園内鐘楼
主催:目黒区

1945年広島原爆投下から72年、今日も晴れて暑くなった。
 献花の後、小学生が作った「平和祈念標語」の優秀者が表彰された。その後、昨年、広島派遣事業に参加した小中学生の「平和の特派員」体験報告と続いた。
戦争を知らない世代が国民の大半を占める現在であるが、このような若い人達の平和を願う心こそが、戦争のない世界を作るはずだ。各々の考える「平和への道」の言葉に明るい未来を感じた。
327-5b.JPGのサムネイル画像正午、ホールの外に出て、公園内の「平和の鐘」の打鍾を皆で行った。夏の空に響いたのは、力強い音色だった。

広報 清水 敦子

新定款2.pdf

326_01.jpg主催:目黒区教育委員会   
主管:NPO法人目黒ユネスコ協会
  2017年6月23日(金)8:30~18:30 
  参加79名(うち外国人24名)

今年度の「国際交流ひろば」は、2014年、世界遺産に登録された富岡製糸場の見学と二百十数年前から高崎市(旧豊岡村)で作られている高崎だるまの絵付け体験を実施した。
チラシや区報でのお知らせで、外国人、日本人合わせて160名もの応募があった。抽選で当選した方が、『私は、一年間の幸運を全部使ってしまったのですね』と喜びを語っていた。
富岡製糸場までは、約2時間半。バスの中は、自己紹介やゲームや歌、同席の人とのおしゃべりで和やかな雰囲気に包まれていた。製糸場内では、国宝や重要文化財でもある建物の数々をガイドの案内で見学した。『テレビ等でも観ていたが、実際に見学して歴史の重さを実感した』『維新後の日本経済を支えた背景が理解できた』との感想と共にもっとゆっくりと見たかったとの声も頻り。

326_02.JPGホテルでの昼食後は、高崎市に行き、工房でだるまに髭と目を描き入れた。初体験の人も多く、願いを込めて真剣に絵筆を動かした。また、たくさんのだるまが奉納されている少林山達磨寺が近くにあるので拝観した。本堂までの『階段はきつかったが、登りきって清々しい思いがした』と笑顔。

目黒区教育委員会から委託されて、毎年、計画されている「国際交流ひろば」は、今年で30年目を迎えた。日本文化の紹介と人々との心の交流をテーマとして、歌舞伎、能、狂言等の鑑賞や相撲観戦をはじめ様々な体験、見学のプログラムが織り込まれてきた。
今回も『忘れない一日です』(中国の人)、『People were friendly and the places were very interesting』(ルーマニアの人)等々の感想が多数寄せられている。
 大勢の皆様のご協力のお陰で無事にツアーを終えることができ、感謝している。


交流 久富 美智子

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